新作
最近作った車両をまとめません。
1作目
D51-1119
北海道で活躍した車両です。D51-200をベースに改造。ぱっと見普通のデゴイチに見えますが実はデゴイチの中でもトップクラスの変形機なのです。
変態っぷりを紹介していきます。
既に気付いてる方もいるかもしれませんが煙突。これは「ギースルエジェクタ」と呼ばれる煙突で海外発祥の物らしいです。風の流れがどうたかで試験採用されたものの間もなく蒸気機関車そのものが終わってしまったため広まらなかったそうで。D51は1000両以上作られたSLの代名詞的存在ですがこの煙突を採用したのはたった36両しかいません。
再現するにあたっては適当にプラ板を組み合わせました。
あとこの車両は戦時中に製造されたグループ、いわゆる戦時形なので砂ドームを角型に加工しました。これも奥の車両と見比べれば一目瞭然かと。
続いてデフレクタ。右の暖地形の車両よりもデフが短くなっています。
こちらは北海道で活躍した個体にみられたもので後天的に切り詰められたものです。
テンダーの足回りも戦時形は独特で台枠が省略された船底タイプのものとなっているのでそこも再現。ここは単に元あったモールドを切り落しただけです。右の1087号機も同様に戦時形ですが重油タンクが鎮座しているため趣が違います。
戦時形かつ特殊煙突装備…ここまでは他にも2機ほど同じのいますが…
北海道の蒸機は乗務員を寒さから守るべくキャブが密閉化されているものが多いのですがこちらはその改造はされず。北海道で非密閉キャブの蒸機は必ずしも珍しいわけではありませんがこいつの更に面白いところは保存されていることです。それも神奈川県で。最期の地は北海道なのに。ここまで吹っ飛んでるのはこの車両のみかと思われます…
2作目
E231系3000番台。ベースは209金型と231の顔です。
209金型のストック整理と某氏の209シリーズに影響をうけた結果です。
スカートを大型化しましたがなかなかいい感じにできたと思います。作り方を従来のやり方から変えたので簡単には壊れなくなった…はず。
パンタは適当に山手線のコピーです。後になって気が付きましたが帯のオレンジの色を間違っているようです。道理で暗いと感じたのか。
3作目
C56-44です。HMは幻覚です。
今年大井川鉄道でこれの列車に乗ったので製作。ベースは北びわこのやつです。加工はテンダーのみです。
手前が今回作った44で奥のが前に作った111。上のラインが111は斜めなのに対し44は地面に垂直なのでそうなるように加工しました。この形態差が何なのか調べましたがイマイチわからず。
共通の形態なのが靖国神社に保存されている31。両者はタイから帰国した経緯があるのでもしかするとタイで改造されたのかもしれませんが責任は取りません。
C56にあまり魅力を感じてはいないのですが気が付いたら3機に増えてました。怖いねぇ…まあD51はこれの倍ありますし今更何ですが…((
4作目
C11 190
これも大井川ネタです。C12をベースに人吉号の8620から門デフを、SL大樹のC11から煙室扉周りを移植してきました。C11とC12では正面周りが違うので差別化しましたがそもそもサイドタンクの形も微妙に違うので中途半端な加工になってしまいました。雰囲気です。
ガンダムマーカーで塗装出来ないところはマスキングしたうえでスプレー塗装しました。二度とやりたくないです。
すごく前に作ったE31を組み合わせるとお手軽大井川鉄道。当のE31も床下が黒の西武仕様なのでまるで滅茶苦茶なのですが気にしません。
まあ分かってはいたのですが…
何機作るんねん((
だって簡単に作れちゃうんだもん....