アホウドリ戦線

どうも、こんにちません。

 

 

新作が完成するにあたって製作過程を書きなぐります。

 

まず一昨日。

 

天気は雨、別の車両を塗装しようにもならず。ここでふと脳裏に以前調べて興味のあった車両が浮かびました。種車は去年某氏から購入済みで手元にあったので種車消費もかねて着手。

 

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江ノ電500形の顔を切除し、プラ板から新たな前面を製作します。

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色々屋根とか頑張って加工し僅か2日でサフ吹きまでこれました。これは早い。

奥の車両はまた今度記事を書きます。

 

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ここで閑話休題。ちょうどNHKの特集でアホウドリについてやっていました(画像はイメージです)

アホウドリは日本では絶滅危惧種になっているようで人工で繁殖が試みられています。

ですが…ようやく卵を産むも無精卵だったり挙句卵を踏んで割ってしまったりと上手くいきませんでした。人工繁殖と言っても繁殖地を人間が用意しただけで産卵から子育てはアホウドリに自力でやらせます。要はアホウドリは自然の生き物なのに卵を壊したり繁殖のタイミングを間違えたりしているのです。自然の生き物なのに…難しいですね。自然の生き物なのに。……………………………………………………………………………………自然の生き物なのに繁殖失敗するって大丈夫なんですかね?

 

 

まぁアホウはともかくサフが乾いた車両を塗装していきます。

まずは白色。ややグレーがかった白なので白にグレーを数滴投下。

………するも入れ過ぎてほぼグレーに。まずいと思い白を追加でドバドバ入れるも効果なし。最悪です。しょうがないので白のスプレーで代用する事に。

 

色乗りが悪いのでなんども薄く塗り重ね申し上げます。

 

 

風邪が強いなぁ………あっ

 

 

 

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きったない塗装ブースの床に塗装中の車両を落としてしまいよく分からないゴミが大量に付着。これにはかの夏目漱石も「オイオイ泣きチンゲール………」と意味不明な言葉を残しています。かく云う私はアホウドリの事を「あんなアホズラしてるから卵わるんやろw(自然界は厳しいんだなぁ。人間が乱獲しなければアホウドリは絶滅寸前まで行かなかったのに。かわいそう。)」と思いやっていただけの聖人なので動じることなく無事に全身の髪が禿げました。

 

 

 

結局汚損した上の車両はしばらく保留にして本題の車両の製作に戻りました。

 

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一気に完成。

下津井電鉄モハ103+クハ24です。

前面窓のバランスをやや間違えましたが雰囲気ばっちり。

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屋根には旧客のベンチレータを搭載。あと窓にはサッシを入れましたがこれが苦行。

まぁ私の手にかかればちょろいんですがね。

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種車の構造を活かしているのでプラキッズ乗車可能です。マスキングし忘れて車内が血生臭い感じになってたりしますが瀬戸内海(江の島)が一望できて現役時代を微粒子レベルで堪能できるようになっています。

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下津井電鉄下津井電鉄(何か感動的な文言を書こうとしたけど思いつかなかった)

かっこいいね。

 

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途中何度も失敗して心が折れて目が霞むこともしばしばありましたが(花粉症)アホウドリの生きざまに勇気付けられました。ありがとうアホウドリ。がんばって繁殖するんやぞ………

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