なのはな
おはこんばんちわ
先日かわぐち運転会が実施されました。
2週ほど前に参加するにあたって何かしら新作を作っていこうかと考えていました。
世間(界隈)では長年に渡り販売されていた東海急行が廃版になるという事で記念して様々な改造車が登場していました。まるで地獄の釜茹でのように
自分も何か便乗しようかと思いましたが授業と部活が超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超忙しくて毎日帰宅が11時前とかでとて作っていられません。まぁ今回もあきらめるか…
と思っていましたがテーマが「90年代」との事。「いやこれは何も作らないのはいかんでしょ」という事でやっぱり作ることに
幸い今まで真面目に活動していたこともあって部活の早抜けが出来たので時間は最低限確保。さぁ何を作るか。
東海急行………東海急行………
「なのはなはまだですか??????」
知らない人のために説明すると4年ほど前に自分が165系なのはな号を作りかけて今日の今日まで放置していたことからネタにされていたのです。
いい加減この煽りにもうんざりしていたのでこの際完成させようと。90年代に活躍してたし。
昔作りかけていた車体は放棄し新たに種車を用意。全車共通加工のドアの封鎖は結構前に実施してあったので加工点は少なめ。ここから屋根にクーラーを乗っけたりします。
こちらはモロ164。中央線低トンネル対応の800番台なのでパンタ部を切り取り低屋根化。地味にこの辺が一番面倒でした。あとフリースペース?の窓も再現。
捨てサフを吹いた姿。まだ埋まりきってませんが雰囲気が出ていてテンション上がりました。実車では二両毎に地味な差異があるようですが気にしません。
なのはな号の先頭は成田線での事故以降ステンレス板が貼られ前面強化が図られました。それ故に強化前面は元の状態より一段出っ張るのですがプラレでこれをやるには
・前面部品を全撤去
・薄手のプラ板を貼り付け
・部品を再接着
と言った手順を踏む必要があります。尾灯は非常に小さく薄いので一度切り出すと元の状態にするのは難しくなんだかんだと手間なので今回は新しい工法を採用しました。
前面を切り出し…
顔をそれらしくして切断面にプラ板を貼付け。
そして再接着。こうすると一段出っ張って見えます。
たった一日で終わりました。今後も採用したい所。
ただし前面強化は一編成のみの施し、編成毎にライトの仕様を変えてどちらも楽しめるようにしました。
あとは程々にリアル化して加工終了。地獄のマスキングタイムです。
ダークグリーン→クリーム→ライトグリーン→グレーの順に塗装。
塗装中の様子。想像以上に なのはな で感動してしまいました。
なのはなだ………
ずっと望んでいた“なのはな”だ………
これまでに無いほどの満足感に浸っていました。
若干塗装に失敗している所も多いですがもういいでしょう。
別途記事にしますが、プラレールひろばinかわぐちにてお披露目。
お褒めの言葉を多数いただき満足です。
会場では雅様と将軍さんのPEAと併結して走行。実際にあった組成パターンで90年代のバブリーな走行っぷりをみせてくれました。初走行がかつて動画で見て憧れたPEAの伴走ともなるとは感無量です。ちなみに雅様のPEAは7年ぶりの復活走行だったようで…
日の目を見る事の無かった旧車体。上が最初に着手していたもので下が先日落成したもの。当時からどれだけ進歩したか分かります。ただ、当時の自分は以上に拘っていたのが見て取れます。モールド除去なんてそう簡単にいかないし乗務員扉まで作りこんでるし。
これらの旧車体の処遇はすでに決まっているのでお楽しみに。
長い間完成を待ちわびて下さった皆さまには感謝です。
そして
夢をありがとう、東海急行